うなぎの旬は冬は実はウソ?土用の丑の日も嘘なら本当の旬とは?

「うなぎの旬は冬」は嘘

「土用の丑の日」という言葉もある通り、うなぎは「夏バテ対策」として夏に世間では売り出されています。
それは江戸時代に、平賀源内が知り合いのうなぎ屋に頼まれて「本日土用丑の日」という看板を書いたことに由来すると言われています。
人的な作為によって「うなぎの旬」=「夏」という概念が生まれてしまったわけですね。
正しくは

うなぎは実は冬が脂が乗っていて一番美味しい

のです。
うなぎは12月に冬眠に入るため、備えのために栄養をたくさん蓄えます。そのため脂が乗って美味しくなるのですね。
旬は水温が下がり始める10月頃から、漁が終了する12月頃なので、一番脂が乗っている時期は10月〜12月にかけてということになります。
筆者もこう信じておりました。

でもそれも嘘

らしいのでその内容を今回は書いていこうと思います。

養殖のうなぎ、天然のうなぎによって変わる

天然のうなぎの旬については先程お話したとおりで、「10月〜12月」にかけてになります。
では、養殖のうなぎはいつなんでしょうか?

答えは 大体7月下旬ごろ になります。

ちなみに「土用の丑の日」は7/28なので、旬になりますね。

結局、話がもとに戻ってるじゃないか・・・(呆れ)

と思った方もいると思いますが、これには理由があります。

養殖うなぎは、徹底した水温管理のもとで育てられており、本来旬はないのです。
なので、4月や1月を旬にすることも可能なのですが、それを敢えて、7月下旬ごろになるように調整しているということです。

なぜなんでしょうか?

それは皆さんお察しの通りで、7月下旬に「土用の丑の日」があり、一番うなぎが売れるからです。
まあ夏バテ対策になりますし、土用の丑の日にうなぎを出せるよう調整してくれるのは正直ありがたいですね。
このおかげで本来旬ではない暑い夏の日に栄養を蓄えて脂の乗った美味しいうなぎを食べることが出来るというわけですね。

養殖のうなぎ、天然のうなぎの違いとは?

天然うなぎは、養殖と違い自然の中で生きています。ですから大きさや脂ののり具合も生息する場所の自然環境により異なってきます。
水温やエサなどがうなぎの質に大きく影響してくるのですが、養殖うなぎと比べて天然うなぎは余分な脂が少なく、さっぱりとした味わいとされていて、これは天然の本マグロと養殖の本マグロの関係にも似ています。

他にも、

  • 小骨が気にならない
  • うなぎの味に力強さがある
  • 川魚特有の爽やかな香り

など天然うなぎならではの美味しさがあるようです。
自然環境は養殖と違って食べたい時に食べられないので、脂は養殖の方が多いかもしれませんね。
ただ実がしっかりしていていて本来のうなぎの美味しさを楽しめそうです。

そんな天然うなぎですが、現在ではかなり希少になっているようで、日本の国産流通量の割合はわずか0.3%未満となっています。
かなりの高値がついてそうですね。

対して、養殖うなぎの収穫量は鹿児島県が一番多く、次いで愛知県、宮崎県、静岡県の順になっています。
養殖うなぎなら九州や関東なら静岡で、美味しくうなぎを食べることができそうです。

まとめ

まとめると、

  • 天然うなぎの旬は10月〜12月
  • 養殖うなぎの旬は7月下旬
  • 現在の日本で流通しているのは、ほぼ養殖うなぎ

ということですね。
世間では夏になると「土用の丑の日」やら「夏バテ対策」やら言われて、スーパーでもお店でもうなぎ祭りの勢いで売り出します。

私も元気になるためにうなぎを食べるため、買いに行ったり、お店で食べたりします。

夏バテ対策のためだから・・・

といいつつ、本当はうなぎ食べたいだけなんですけどね。

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